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【12月14日(日)】令和7年度富山県歯科衛生士会研修会

抄録

富山大学学術研究部医学系歯科口腔外科学講座
教授 山田 慎一

 我が国は超高齢社会に突入して久しく、日常診療においても以前よりもより高齢の患者さまの治療の頻度も多くなっています。また、多剤内服や認知機能、全身状態などの様々な背景により治療やその対応に難渋することも多いと思います。加えて、歯科医療においては、地域包括ケアへの参入も求められており、行政や地域から訪問歯科診療も求められており、
私たち歯科医療従事者が「医科歯科連携」、「病診連携」、「多職種連携」で果たす役割は大きくなってきています。
 訪問診療では、診療所とは異なる環境であり、様々なリスクを考慮し対応していく必要があります。本講演では、高齢者を中心に在宅歯科診療時のリスク管理として、全身状態の把握、代表的な疾患に対する留意点、対処法についてお話をさせていただきます。あわせて粘膜疾患の観察の注意点、薬剤関連顎骨壊死への対応についても概説させていただきます。
本講演が、歯科衛生士のみなさまの明日からの診療の医療安全に寄与できるように務めさせていただきます。

講師略歴

2000年長崎大学歯学部歯学科卒業
2000年長崎大学大学院歯学研究科入学
2004年長崎大学大学院歯学研究科修了
2004年長崎大学医学部・歯学部附属病院 助手
2004年Baren 長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 助手
2009年長崎大学病院 口腔顎顔面外科室 講師
2011年カロリンスカ研究所(スウェーデン)分子細胞生物学講座
2015年信州大学医学部附属病院 特殊歯科・口腔外科 准教授
2022年富山大学学術研究部医学系歯科口腔外科学講座 准教授
2024年富山大学学術研究部医学系歯科口腔外科学講座 教授
現在に至る